こぼれ話

サイズ直し

指輪のタイプは、サイズ直しができるものとできないものの二種類に分かれます。基本的には長く使うものなので、購入する前にどちらのタイプにするのかを検討しておく方が良いでしょう。ちなみに、タイプを見分ける方法については次のとおりです。

サイズ直しができないもの ・表面のデザインが指輪を一周しているタイプ(直すとデザインが繋がらなくなる)
・同じ幅でぐるっと一周しているタイプ(特に幅広系)
・鍛造製品
サイズ直しができるもの ・デザインが前側と後側に分かれていて、後側が前側より細く肉厚も少し薄くなっているタイプ
※ただし、サイズ直しができるといっても可変範囲はあまり大きくないので要注意

※こちらの方法は、あくまで「大別した」場合です

サイズ直しが不可能な場合のサイズチェンジ

サイズ直しができないタイプの指輪のサイズが合わなくなってしまった場合、メーカーに依頼して有償でサイズチェンジすることになります。つまり、同じデザインでサイズの合う新しい指輪に交換してもらうということです。その際にかかる費用は、定価の30%くらいが相場です。なお、サイズチェンジに対応していないメーカーもあるため、購入時に確認しておくと良いでしょう。

ちなみに、メーカーがサイズチェンジに対応していても、実際にサイズチェンジされる方は極めて少ない状況です。それは、かかる費用が定価の30%前後と決して少額でないこともありますが、何より同じデザインの指輪とはいえ「結婚するときに買った想いの詰まった指輪ではなくなってしまう」ということがあるようです。そのため多くの方は、サイズの合わなくなってしまったリングは想い出として大事にしまっておき、新たに二人揃ってそのときの感性に合う、セカンドマリッジリングを購入するという傾向にあります。

内側の刻印

内側の刻印は基本的にどのメーカーも無料で彫ってくれます。刻印する内容は、一般的に結婚式または入籍日の日付と、二人のイニシャル(国内メーカーでは、日本語やいろいろなマークに対応しているところもあります)という組み合わせが多いのですが、特に決まりはないので自由な発想でオリジナルの刻印を考えるのも良いでしょう。

また、有料になりますが、スキャナでデータを取り込みオリジナルのフォントや家紋などを入れるレーザー刻印という手もあります。

強度

強度の基準

プラチナの場合、純度が高いPt950(プラチナ95%、割金5%)より、割金比率の高いPt900(プラチナの純度90%、割金10%)の方が一般的に「硬い」と思われがちですが、実はその限りではありません。割金にどんな金属をどれくらいの割合で混ぜて使うのかはメーカーの采配次第であり、加えて強度に大きく影響する製造方法の採用も商品によりまちまちだからです。

メーカーは商品のコンセプトやブランドポリシーからさまざまな工夫をし、割金の内容や比率、製造方法により、強度はもちろん質感や色合いを変えています。そのため、Pt950でも中には一般的なPt900より1.5倍も硬い強度を持っているということを魅力にしている商品もあるのです。

総合的に判断

Pt1,000についても、ウルトラハード素材やコーティング仕上げなどで従来より硬くしたものが登場しています。また、18金とプラチナを比較した際、一般的には18金の方が硬いと言われていますが、プラチナ同様、割金の種類や製造方法の組み合わせによって変わってくるので、一概にはどちらが硬いとは言いきれません。いずれにせよ指輪として使ってみてどうかということが重要な訳ですから、金属の堅さだけを比べてもあまり意味がありません。傷つきやすさだけでなく変形の問題もありますので、指輪の幅や肉厚などを含めて総合的に判断するための一つの要素と理解しておきましょう。

キズに神経質にならず、指輪と共に時間を過ごしましょう

結婚指輪は婚約指輪同様、繊細なジュエリーです。本来洗い物やお庭の手入れ、お風呂掃除、またはスポーツなどをするときにはつけるべきではありません。洗剤などの薬品類を使ったり衝撃を与えたりしてしまう場合は外すものです。ですが、ジュエリーとしてきちんと取り扱い、手入れをすれば日常生活上でそうそう傷つくものではありません。それは、指輪が必要最低限の強度を備えているからなのです。

強度については、詳しくはショップスタッフに確認されると良いでしょう(企業秘密としてメーカーが公開していない場合もあります)。

キズつくことを恐れてはだめ

柔らかいものほどキズはつきやすいものですが、だからといってどんなに硬くても一切傷つかないものはありません。結婚指輪は二人と歴史を共にしていくものですから、「傷つくのは当然」とあらかじめ解釈しておきましょう。時間とともに大なり小なりのキズが二人の歴史として刻まれていてこそ、自然なのです。

指輪の価格その1

結婚指輪の価格は、デザインの良し悪しで決まるものではありません(ナショナルブランドの商品を除く)。基本的には“金属の量”で決まると考えておくと良いでしょう。当然ですが、ダイヤなどの石がついているものは、ついている石の質や数によっても変わります。つまり、金属を多く使っている(肉厚・幅広)と高額になり、逆に華奢(薄い・細身)なものになると、価格が下がるのです。

また、金属をあまり使っていない華奢なものは、変形しやすい傾向にあります。そのため総合的に考えると、ご予算の関係で華奢な商品を選択せざるを得ない場合は、変形を常に考慮して扱わなければなりません。特に男性は力仕事などで曲げてしまうケースが見られるため、注意する必要があります。もちろん、変形した場合に直すことが可能ですが、変形・修理を何度も繰り返すことは指輪にとって良いことではありません。

指輪の価格その2

厚みと重さで有名な結婚情報誌ともなると、広告掲載料はびっくりするような額になります。つまり、頻繁にそういう媒体に商品広告が掲載されていると、その広告代が商品価格に上乗せされているとお客様に思われてしまいかねません。そのため、あえて高額な広告掲載を避けているブランドもあります。価格を商品の価値そのものだけで提供したいと考えているそのブランドの真摯な取り組みは、商品に職人魂が乗り移っていると思えるほどしっかりした造りであったり、繊細な造りであったりするもの。露出の多いブランド商品だけが良いとは限りませんので、その辺りも参考にすると良いでしょう。

指輪選びの秘訣その1

候補の指輪が目の前に沢山あると、どんな人でもどれが一番魅力的なのかわからなくなってしまい、決まらないものです。いつまでも迷わないためには、候補を三点に絞ってから検討するのがおすすめです。また、どうしても多くの候補の中から選ぶ場合は、二点ずつ比較していき一点を残し一点を外していく方法を採りましょう。最後に残った二つがあなたにぴったりの指輪なのです。

指輪選びの秘訣その2

指輪を購入する際、彼に「価格は気にしなくて良いからね」と言われても、やはり価格を気にして本心を言えず「こっちかな……」と彼女は迷ってしまうもの。そんなときは悩んでいる彼女がどの指輪を多く見ているか良く観察しておきましょう。言っていることが本心であるとは限りません。女性は本当に欲しい方をどうしても多く見てしまうものです。それをさり気なく汲んであげてこそ、愛されるに相応しい男性と言えるのかもしれません。

婚約指輪の価格

婚約指輪、それは男性が生涯のパートナーになって欲しい女性にそれを申し込む際に渡すものです。

つまり、男性が女性に「あなたを幸せにします」という決意を表明した証と言えます。事情は様々と思いますが男性が心得ておきたいのは、あなたの決意 表明に相応しくなるようご予算の中で最高のものを選んでくださいということです。

いざ結婚となるとお金のかかることが目白押しなので先々のことを考えれば色々と出費は抑えておきたいと頭をよぎると思いますが、あなたの決意の証である婚約指輪の 予算を抑えるということをしてしまうと、この先何かにつけ「抑える出費の対象=お嫁さんが我慢」となってしまう傾向になってしまいます。

何かを抑える(我慢する)のにお嫁さんを悲しいませない(=家族を守る)という判断と選択が出来てこそ結婚するに相応しい大人の男であり、「あなたを幸せにすします」という男の決意に嘘が ない証明となることを忘れないでおきましょう。

値引きしている店

ブランドの正規取扱店の商品は基本的に定価で売られています。 ブランドとの契約上、特別なケースを除き、値引き販売はブランドイメージを損なう行為として禁じられているからです。 逆を言えば、ブランド名を出して堂々と値引きを打ち出している店は、違反行為を行っているか、 値引きしなければ売れないどこにでもある商品(メーカーも黙認)か、 または正規取扱店でなく並行輸入品や横流し品、模倣品などを販売しているかのいずれかになります。

偽物を買ってしまうのは論外ですが、本物にせよ二人のシンボルであり、宝物である結婚指輪ですから、きちんとした店で定価購入したいですよね。

現代には、何を買ったかより、どこで買ったかにステイタスがあるという傾向があるようです。確かに、有名なナショナルブランドのジュエリーが名高いディスカウントショップでも売られていても、結婚指輪となると安売りでは買いたくないという気持ちはあることでしょう。